インタビュー一覧
未経験者がデジタル業界へ踏み入れる一歩として|女性デジタルインターン受け入れ企業インタビュー
株式会社エイシステムデザイン
代表取締役社長 兼 システムエンジニア 佐藤英世様
長野県では、柔軟な働き方が実現しやすく成長期待分野であるデジタル分野への就職を後押しを行っています。その中で「女性デジタルインターン」は、求職中の女性を対象にデジタルスキルを習得できるオンライン学習や県内企業でのインターンシップと就職支援を一体的に行う事業です。
<女性デジタルインターン>
長野県の女性を対象とした体験型の就職支援事業。
県内でデジタル関連等の仕事に就職を希望する県内在住の女性求職者を対象に、IT 基礎研修・インターン研修・就職支援・eラーニングなどのカリキュラムを通して、デジタル人材育成とデジタル分野への就職を促進する取組。
今回は、女性デジタルインターンの受講者を実際に受け入れた企業の方にお話を伺いしました。
佐藤さん、本日はよろしくお願いいたします。まず会社概要を教えていただけますか?
弊社では20年間以上の業務システム開発と保守経験を活かして、お客様に寄り添ったシステムの提案をすることをモットーとしています。会社によって、規模・人の構成・環境・そして取り扱うものによって、業務フローや内容はさまざまとなりますが、そのような点を考慮して、システムを設計開発し提供している会社です。
今回女性デジタルインターンの方を1名受け入れたと伺っています。どういった経緯で受け入れをされたのですか?
今まではハローワーク中心の採用活動を行ってきましたが、なかなか定着しないという課題がありました。そんな中で今回の女性デジタルインターンの話をいただき、受け入れをすることに決めました。
今回受け入れた方は、業界は未経験でしたが業務の説明をしている時も前向きに吸収をしてくれていると感じたので今後伸びて行くだろうと確信があって。
また、ちょうど受け入れ時期にわたしの時間に少し余裕があり、机を並べて業務をイチから教えることができました。その時のコミュニケーションがすごく自然で、会社に馴染んでいるところもいいなと思ったポイントです。
未経験の方を受け入れたということで、今回の女性デジタルインターンではどのような業務からスタートされたのですか?
コードを書かずにWebページの作成ができるツールを使ってホームページの制作を依頼して、やり方を教えながら進めていきました。
いつもであれば中途で採用した方にはどんどん仕事やってもらわなければと焦ってしまいますが、今回はまずインターンの期間があったことで、私自身も少し気持ちに余裕を持って進められたような気がします。採用前にコミュニケーションが取れる期間が 1ヶ月間あるというのはとても新鮮でした。
実際に今回の女性デジタルインターンシップで受け入れた方を採用されたということで今後どういった形で活躍していってほしいと思ってますか?
どんどん業務を覚えて活躍していってほしいと思っています。今は業務の一部をお願いしていますが、全体感を掴んでプロジェクトを進めていっていただきたいと思っています。
また、他の社員も一緒に働く仲間が増えて心強いと思ってるはずです。ぜひ良い刺激を与えていってほしいと思っています。
これから女性デジタルインターンシップに期待すること、会社としての今後の展望を教えてください。
他の企業の方に今回の採用経緯などを伝えたところ、うちにも紹介してほしいという声をもらっていて。特に中小企業は人手不足なので、こういう方法も活用していってほしいと思います。ハローワークで採用してもミスマッチが起こってしまうという課題や人材サービスを使う予算がないなどの企業に特におすすめです。
また、弊社では地元に根付き・長く愛されていく会社にしたいと思ってます。安心して取引ができる会社になるべく社員と一緒にこれからも事業を進めていきたいと思っています。
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